この間、整形外科で受診をした日、診察を終えて会計で呼ばれるのを待っていた時のことなのですが…
60~70代ぐらいの男性医師が私の近くを通った時、おばあさんが
「◯◯先生、いろいろとお世話になりました」
と声をかけました。
男性医師は
「どうもどうも◯◯さん、どうですか?」
と言い、おばあさんは
「うん、寂しい…」
とちょっと照れた感じで言っていました。
男性医師は
「大丈夫、大丈夫❗」
と慰めていましたが、おばあさんは今にも涙が溢れてきて泣きそうな、そんな感じでした。
もしかしたらその男性医師が他の病院に行ってしまうのかな?とか、
私みたいに手術はN先生、その後の経過観察はO先生、みたいになってしまったのかな?とか、勝手に自分のことに重ね合わせて2人のやり取りを見ていました。
その時思ったんです。
「寂しい」なんてはっきり自分の気持ちを素直に伝えられるなんてすごいなぁって。
私はそんな素直に「寂しい」だなんて言えなかった。
N先生にもイケメン風先生にも、好きになってしまって申し訳ないという気持ちがあったから…
憧れとか尊敬からくる好きの気持ちなら言えたかもしれないけど、私は一人の男性として見てしまっていたからなぁ💦
たぶんそのおばあさんも信頼とか尊敬の気持ちがあるから、伝えようと思って出た言葉なんだと思う。
でも何が違うんだろう?
信頼や尊敬からくる『好き』の気持ちと、一人の男性としての『好き』の気持ち。
私の『好き』の気持ちも、元々は信頼する気持ちからきたもの。
その気持ちの延長で恋心に発展した。
異性として意識するかしないかの違いなのかな?
まぁどちらにせよ、好きになった気持ちは大切にしたい。
これから先、また新しい出会いで信頼できる人、尊敬できる人がもし現れたら、その時は自分の気持ちを素直に伝えられるようになりたい、そう感じた出来事でした。
おばあさん、ありがとう😌💕